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E邸① 3階建て?いえ、2階建てです。外観①

2023年1月12日
物件種別:場所:テーマ:
今回のお客様は、ネットを通してのご依頼でした。
初めてご訪問したときは、土地の形状に驚き、その手強さに思わず身構えました。
3層の土地一杯に、3階建ての住まいが建てられていました。

土地と建物の見え掛りと、内部間取りから、土地の広さ高低差を割り出すのは至難の業です。
図面はもちろん、正確な測量図もありません。
解体から新築まで、全てをお任せ戴くのは非常にありがたいのですが、既存の住宅がある状態でプランと見積を作り上げるには,
確かな知識と豊かな経験が必要です。
いくつかのボリュームプランと概算見積をお持ちしたところ、すぐにご発注を戴くことが出来ました。
 
 
設計と施工の両方から高いノウハウで対処。
いかに難しい物件であったかをお伝えするために、現況~解体後~完成の比較写真をアップしました。
プラン、見積、確認申請、工事まで、一級建築士であり1級施工管理技士であるからこそ成し得たと自負しています。
整備された造成地なら、わずかな知識経験でも対応は可能です。
しかし、今回のような難しい形状と困難な隣接状況の敷地には、設計と施工の両方同時にトップクラスの判断決断が必要となります。
 
正面現況。 表から見ると平屋ですが、3層の土地に合わせて3階建てです。
解体後。 最上段は市道にフラットに面しています。
完成。 左に駐車場、右にテラス囲い。
右現況。
解体後。
完成。 テラス囲いで外部からの視線を遮ります。
左現況。 側道は2項道路です。セットバックと道路斜線制限を受けます。
解体後。 側道が敷地より低い位置にあるため、道路斜線制限が厳しくなります。
完成。 駐車場から玄関へは傘はいりません。
 
リフォームデータ
使用材料 プラン打合せに欠かせないのが、3DCADです。
お客様のお一人が神奈川県にお住まいでしたが、スムーズな検討打合せが出来ました。
間取り図
Before
After
 
法規と構造の両方で確かな裏付けが必要です。
構造的には、下段の土地に木造で架台を組み、架台と上段の土地にまたぐ2階建てとしました。
3層の形状のため、そのままでは3階建てとなってしまいます。
そこで架台を外壁で囲み用途を発生させないことで、木造2階建ての取扱いと出来ます。
3階建てと比べると大きなコストダウンが可能となりました。
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